とりあえず書きますブログ

戦略コンセルの備忘録

松下幸之助はなぜ二股ソケットを開発することができたのか?

「考える」とはどういうことか?という点では、考え方のプロセスに興味が向く人が大きいと思う

一方で、私は最近、考えることにおいては、方法よりもどれくらいの時間、頻度で考えているか?の方が遥かに重要であると考えている

我々は普段考えているようで、考えていない。なんとなく上司や会社の事を考えて感情的になったり、スマホTwitterを眺めてすぐに忘れる情報を取り込んでいる

一方で、考えるという行為は意識的にしないと絶対にできない。なんとなく考えるくらいの状態は、「考えている」とは言いづらい

 

よく考えている人と言うもの

職場には一人や二人、モノゴトを他人の一歩や二歩深く考えている人がいるものである

こういう人は、四六時中何かを考えていて、特に皆がなんとなく過ごしている電車の中や歩いている時に何かを思考しているのだと思う

 

特に、メモやパソコンを使わずに思考すると脳内にしか情報を保存できなくなるので脳のメモリを鍛えるのに有用だと思う

 

松下幸之助はなぜ、二股ソケットを考案できたか?

(正確には、松下幸之助は二股ソケットを考案したわけではなく、改良しただけの様だ)

松下幸之助は、町で通りすがり、姉妹がアイロンを使うか、本を読む為に電灯を付けるかで口論しているところを目撃した。(当時は、各家庭には電灯用のソケットが一つしかなかったようである)

この光景を見て、幸之助氏は二股ソケットの必要性を痛感し、開発に勤しむようになった。

この光景はおそらく当時の家庭や街中では当たり前の光景ではなかったのか?

なぜ、松下幸之助だけがこのビジネスチャンスに反応できたのか?

 

私はそれは、「松下幸之助が歩きながら事業アイデアを考えていた」からだと思う

多くの人が反応できず何気無く流していた光景が、新規事業を悶々と考えていた松下幸之助にとってはとても重要な出来事に感じたのだと思う

マスターマインドと三人いれば文殊の知恵

1週間弱で大手企業の全社注力レベルの新規事業策定支援の提案を行う、というタスクが今週終わりました

 

提案書の作成は先輩2人と後輩1人でディスカッションしながら行いました

検討期間も短期であり、全くどうすればよいかわからない状態で、よく纏め上げることができたと思います

 

3人いれば文殊の知恵と言われるけど、この仕事をしていると本当に、よくわからないことでもコミットメントが高く一定以上のクレバーさがある人が集まるとなんとかなるものだと感じることがあります

 

成功哲学とは、こういう少人数のチームのことをマスターマインドと言うそうですね

2:マスターマインド | ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部

 

一人でできることはたかがしれています

キャリアの醍醐味は、このようなチームで何かを成し遂げた経験を多くすることなのではないでしょうか

 

考えるということ

「考える」ということは、意志せずに行うことができるものの、「より高いレベルで思考する」ことを思考した場合に、どうすればよいのか以外に難しいものです

考える=価値のある情報を生み出す、としたときに、どのように考えることができるかは、人それぞれ一家言あるところだと思います

 

私は、考えるということを以下の3つのステップに分けて考えています

そして、考える力を鍛えるという時に、そのステップごとに鍛え方というのは異なり、それぞれ別個に意識して鍛える必要があるものと考えます

 

考えるプロセス

  • 【細分化】総体としてのモノゴトを意味のある区切りで細分化する
  • 【判断】細分化した各要素の中で、何が重要なのかを決定する
  • 【収集】見出した重要な要素が価値を発揮/増強できる外部要因を決定する
  • 【統合】上記要素が現実性を持って実現できるように統合する

「細分化」する力の鍛え方

「考える」最初のステップの細分化は、経営コンサルタントに求められる能力の中でも特に重要なものです

これがないと、経営をどうするか?国家をどうするか?10年後はどうなっているか?といった抽象的なテーマの検討が全くできないからです

これらテーマを重要性を判断できるような適切な軸で切り分けていくのが経営コンサルタントとしての腕の見せ所です

 

鍛え方としては、できるだけ抽象的な問題に取り組む際に、どのような切り口があるのか?をできるだけたくさん挙げてみるのが良いでしょう

  • 世界はどうすれば、平和になるか?/豊かになるか?
  • 日本が国家として競争力をつけるには?
  • 自分の会社はどうればもっと生産性をあげられるか?
  • この商品はどうすればもっと売れるか?
  • 自分はどうすればもっと幸せになれるか?

 これらテーマを検討する切り口を考える訓練をすることで、様々な機会で応用できる細分化する力が身につくと思います

 

 

自分は社会のどこで何をすべきなのか?

自分が社会のどこで、何をすべきなのか?ということを最近よく考える

それは、今の仕事が自分の能力以下で苦労なくできること、さらに、あまり社会を変えるような仕事ではないことに由来していると思う

また、将来を考えたときに、どこで何をしていると時代の流れとそれがマッチして、自分の価値(得られる報酬と社会への価値発揮)が最大化するのか?

少なくとも今の場所からはできるだけ早く離れようと思う

 

今いる場所を離れようとするときに、思うのは

  • 初対面の人に好かれるヒューマンインターフェース
  • これまでの人間関係で培ったネットワーク

は、人生の基礎的な価値になるということ

 

対人関係を侮ってはいけない

どんな時でもそれが一番大事で、人と接しているときに最大限価値を提供しようとする姿勢で日々を過ごすこと

自省することの重要性

今日は、前職の先輩であり企業している方にお話を伺った。

一つ一つの意思決定や行動に、自分の価値観や考えが反映されており、話を聞いていて力強さを感じた。

また、そのような意思決定が社会的/表層的な価値観からは離れているが、社会の大きな流れを感じる繊細さと自身の価値観の折り合いをつけてプレッシャーはあるのだろうが淡々と成すべきことを行っている強さも感じた。

 

社会の価値観に従って、最短距離を最速で走ることも重要だと感じる一方で、「なぜ、自分はそれをやるのか?」を常に自省し続けることは重要である。

 

それは日々の流れの中で、自身の価値提供を最大化する為にも必要であるし、転職や企業などの人生の大きな意思決定においても必要である

 

自分にとって最も重要なことは何か?それは、なぜか?

多くの人は、自分の人生にとっての理念を忘れている、もしくは、考えることを怠っている

そして、そのことが本来、得られるべきものを得られなくしている大きな要因である

前提を共有することの重要性

前提を共有することの重要性

コミュニケーションにおいて、「前提」を共有することは非常に重要です。

その一方で、多くの方は、その前提を共有することを怠るので、コミュニケーションに支障が出てきます。

この「前提」を共有することが特に重要になるのは、普段からの関係性が低い人とビジネスの様なクリティカルな話題を話すときに特に、重要になります。

具体的には、コンサルティングでの顧客とのディスカッションや、転職面接です。

「前提」を共有せずに話すと、聞き手には必ず「論理的につながらない瞬間」が出てきます。「なぜ?」と思う瞬間が発生し、それがコミュニケーションを遮断し、難しくします。

したがって、関係性の薄い人と話すときは、きちんと丁寧に時間をかけて「前提」を共有する必要があります。

 

なぜ、前提を共有しなくなるのか?

多くの人が前提を共有せずに話すのは、自分と同じ環境にいる人としか話す機会が無いからです。

同じ学校のクラスメイトとしか話さない学生や、外部と接触が無く内勤者同士でしか話さない会社員は「前提」を共有する癖や習慣が身につきづらいのです。

 

前提を共有するだけで人の納得感は大きく変わります。相手に話が通じていない場合は、自分が前提を共有しているかをチェックしましょう

 

 

コンサルで求められる語彙力について

コンサルとして働いていると、他のファームが作成した資料を見る機会が多々ある。

コンサルタントが作る資料は、構造化と1スライド1メッセージを旨としているので、たいてい似通った資料になっている

しかしながら、様々な資料の中でも「圧倒的な存在感を放つ資料」が存在する

どのような資料が存在感を放つのか、を考えることは、どのような仕事をするとコンサルタントとしてインパクトを残せるのか?を考える良い契機になると思う

 

私が思うに、インパクトのある資料というのは、以下の2つを兼ね備えている

1、言い切ること

インパクトのある資料というのは、まず、クライアントを取り巻く環境やクライアントがすべきことを言い切っている。「あなたは、こうすべきである」と

そこには、~と思われる、~と考えられる、~と思料される、と言った表現は使われない。書き手がこれが解である、と覚悟をもって宣言したセンテンスであることが、インパクトを生むためには欠かせない

 

これはコンサルタントとして働いたことがある人なら分かると思うが、コンサルタントの立場で何かを言い切ることは胆力がいる。自分がその分野の専門家でなくても、ファクトとロジックにより、「こうでしかありようがない」と思える域に行くには結構な労力も必要となる

 

2、語彙が豊富なこと

語彙が豊富な資料も存在感を放つ。まずは、書き手の知性が感じられる。その知性が、コンテンツに対する一種の保証の役割となっている。

さらに、重要なことは豊富な語彙で表現されることにより、コンサルタントが言わんとすることがより正確に伝わる。さらに、読み手にとって、コンサルタントが言わんとすることを臨場感を持って理解することは、納得感とその後、行動を起こすための重要な要因となる

 

以上の理由から、コンサルタントは豊富な語彙力をもって、クライアントの状況となすべきことを言い切ることに丹精を込めなければならない