とりあえず書きますブログ

戦略コンセルの備忘録

考えるということ

「考える」ということは、意志せずに行うことができるものの、「より高いレベルで思考する」ことを思考した場合に、どうすればよいのか以外に難しいものです

考える=価値のある情報を生み出す、としたときに、どのように考えることができるかは、人それぞれ一家言あるところだと思います

 

私は、考えるということを以下の3つのステップに分けて考えています

そして、考える力を鍛えるという時に、そのステップごとに鍛え方というのは異なり、それぞれ別個に意識して鍛える必要があるものと考えます

 

考えるプロセス

  • 【細分化】総体としてのモノゴトを意味のある区切りで細分化する
  • 【判断】細分化した各要素の中で、何が重要なのかを決定する
  • 【収集】見出した重要な要素が価値を発揮/増強できる外部要因を決定する
  • 【統合】上記要素が現実性を持って実現できるように統合する

「細分化」する力の鍛え方

「考える」最初のステップの細分化は、経営コンサルタントに求められる能力の中でも特に重要なものです

これがないと、経営をどうするか?国家をどうするか?10年後はどうなっているか?といった抽象的なテーマの検討が全くできないからです

これらテーマを重要性を判断できるような適切な軸で切り分けていくのが経営コンサルタントとしての腕の見せ所です

 

鍛え方としては、できるだけ抽象的な問題に取り組む際に、どのような切り口があるのか?をできるだけたくさん挙げてみるのが良いでしょう

  • 世界はどうすれば、平和になるか?/豊かになるか?
  • 日本が国家として競争力をつけるには?
  • 自分の会社はどうればもっと生産性をあげられるか?
  • この商品はどうすればもっと売れるか?
  • 自分はどうすればもっと幸せになれるか?

 これらテーマを検討する切り口を考える訓練をすることで、様々な機会で応用できる細分化する力が身につくと思います

 

 

自分は社会のどこで何をすべきなのか?

自分が社会のどこで、何をすべきなのか?ということを最近よく考える

それは、今の仕事が自分の能力以下で苦労なくできること、さらに、あまり社会を変えるような仕事ではないことに由来していると思う

また、将来を考えたときに、どこで何をしていると時代の流れとそれがマッチして、自分の価値(得られる報酬と社会への価値発揮)が最大化するのか?

少なくとも今の場所からはできるだけ早く離れようと思う

 

今いる場所を離れようとするときに、思うのは

  • 初対面の人に好かれるヒューマンインターフェース
  • これまでの人間関係で培ったネットワーク

は、人生の基礎的な価値になるということ

 

対人関係を侮ってはいけない

どんな時でもそれが一番大事で、人と接しているときに最大限価値を提供しようとする姿勢で日々を過ごすこと

自省することの重要性

今日は、前職の先輩であり企業している方にお話を伺った。

一つ一つの意思決定や行動に、自分の価値観や考えが反映されており、話を聞いていて力強さを感じた。

また、そのような意思決定が社会的/表層的な価値観からは離れているが、社会の大きな流れを感じる繊細さと自身の価値観の折り合いをつけてプレッシャーはあるのだろうが淡々と成すべきことを行っている強さも感じた。

 

社会の価値観に従って、最短距離を最速で走ることも重要だと感じる一方で、「なぜ、自分はそれをやるのか?」を常に自省し続けることは重要である。

 

それは日々の流れの中で、自身の価値提供を最大化する為にも必要であるし、転職や企業などの人生の大きな意思決定においても必要である

 

自分にとって最も重要なことは何か?それは、なぜか?

多くの人は、自分の人生にとっての理念を忘れている、もしくは、考えることを怠っている

そして、そのことが本来、得られるべきものを得られなくしている大きな要因である

前提を共有することの重要性

前提を共有することの重要性

コミュニケーションにおいて、「前提」を共有することは非常に重要です。

その一方で、多くの方は、その前提を共有することを怠るので、コミュニケーションに支障が出てきます。

この「前提」を共有することが特に重要になるのは、普段からの関係性が低い人とビジネスの様なクリティカルな話題を話すときに特に、重要になります。

具体的には、コンサルティングでの顧客とのディスカッションや、転職面接です。

「前提」を共有せずに話すと、聞き手には必ず「論理的につながらない瞬間」が出てきます。「なぜ?」と思う瞬間が発生し、それがコミュニケーションを遮断し、難しくします。

したがって、関係性の薄い人と話すときは、きちんと丁寧に時間をかけて「前提」を共有する必要があります。

 

なぜ、前提を共有しなくなるのか?

多くの人が前提を共有せずに話すのは、自分と同じ環境にいる人としか話す機会が無いからです。

同じ学校のクラスメイトとしか話さない学生や、外部と接触が無く内勤者同士でしか話さない会社員は「前提」を共有する癖や習慣が身につきづらいのです。

 

前提を共有するだけで人の納得感は大きく変わります。相手に話が通じていない場合は、自分が前提を共有しているかをチェックしましょう

 

 

コンサルで求められる語彙力について

コンサルとして働いていると、他のファームが作成した資料を見る機会が多々ある。

コンサルタントが作る資料は、構造化と1スライド1メッセージを旨としているので、たいてい似通った資料になっている

しかしながら、様々な資料の中でも「圧倒的な存在感を放つ資料」が存在する

どのような資料が存在感を放つのか、を考えることは、どのような仕事をするとコンサルタントとしてインパクトを残せるのか?を考える良い契機になると思う

 

私が思うに、インパクトのある資料というのは、以下の2つを兼ね備えている

1、言い切ること

インパクトのある資料というのは、まず、クライアントを取り巻く環境やクライアントがすべきことを言い切っている。「あなたは、こうすべきである」と

そこには、~と思われる、~と考えられる、~と思料される、と言った表現は使われない。書き手がこれが解である、と覚悟をもって宣言したセンテンスであることが、インパクトを生むためには欠かせない

 

これはコンサルタントとして働いたことがある人なら分かると思うが、コンサルタントの立場で何かを言い切ることは胆力がいる。自分がその分野の専門家でなくても、ファクトとロジックにより、「こうでしかありようがない」と思える域に行くには結構な労力も必要となる

 

2、語彙が豊富なこと

語彙が豊富な資料も存在感を放つ。まずは、書き手の知性が感じられる。その知性が、コンテンツに対する一種の保証の役割となっている。

さらに、重要なことは豊富な語彙で表現されることにより、コンサルタントが言わんとすることがより正確に伝わる。さらに、読み手にとって、コンサルタントが言わんとすることを臨場感を持って理解することは、納得感とその後、行動を起こすための重要な要因となる

 

以上の理由から、コンサルタントは豊富な語彙力をもって、クライアントの状況となすべきことを言い切ることに丹精を込めなければならない

コミュニケーション力を分解してみた

コミュニケーション力が重要だというのは、誰しも納得する話だと思います。職場であれ、学校であれ、私的な集まりであれ、コミュニケーション力があると、人と良い関係を構築し、楽しい時間を過ごすことができます。

それでは、このコミュニケーション力とは何を指しているのでしょうか。コミュニケーション力を自分なりに分解したいと思います。

 

感じが良い

まず、大前提として”感じが良い”ことが重要です。身の回りの人を思い浮かべればわかるとおり、人には感じの良い人と、あまり感じの良くない人がいます。この差は何でしょうか?

リラックスしている

感じの良い人はいつもリラックスしていて、表情が穏やかです。ニコニコしている人もいるでしょう。人はリラックスしていないと、筋肉が緊張して引きつった表情にしかなりません。したがって、いつもリラックスしていることは重要です

エネルギッシュである

エネルギッシュな人も、一緒に居たいと思わせる感じの良さがあります。エネルギッシュな人と一緒に居ると、自分もエネルギッシュになって得をするからです。エネルギッシュな人は、常に物事をポジティブな側面から捉え、無駄なエネルギーの消費をしていません。

他人への配慮がある

他人の心情にどれくらい配慮するのかも、人によって大きくことなります。他人に気配りをする人は、感じがよく、その人自身も尊敬され、周囲から大切に扱われます。

伝え方・聞き方がうまい

多くの人がコミュニケーション力というと、伝え方や聞き方がうまいという点を挙げると思います。伝え方は結論と理由が完結にまとめられており、意図が分かりやすい。聞き方は、相手が聞いてほしいと思っていること、聞くべきことを把握し、失礼な印象を与えずに聞き出せるかということです

自信がある

最後にコミュニケーションにおいて、自信があるということは核になる重要な要素です。自信もエネルギー同様に、他者に転移するので、自信を持っている人といると、その人も自信を持つことができます。

 

ミラーニューロンなどと言って、人は一緒に居る人の影響を多大に受けると言われます。それは意識的にしろ、無意識的にしろ、みな気づいていると思います。したがって、ポジティブに健全な自信をもった状態でいることが非常に重要だと改めて思います。

デジタル・ビジネスへの圧力と課題

本日は、「デジタルトランスフォーメーション」をどのように理解すればよいか?です。わかりやすくポイントをWhy?、What?、How?でまとめたいと思います。

 

大企業におけるデジタルトランスフォーメーションへの圧力、取り組みアジェンダ、課題は以下でしょうか。

 

Why?なぜ、デジタル化が必要とされているか?

  • デジタル・ディスラプターの存在。
  • 異業種からの業界参入により、バリューチェーンのショートカットや顧客行動のラディカルな変化等が発生。自社のビジネスの土台が揺らぐ可能性が高める
  • コンピューティングパワーの増大や、モバイル等のデバイスの普及により、ディスラプター参入を始めとする、変化のスピードが非常に早くなった

What?デジタルトランスフォーメーションとは何をすべきか?

  • デジタル・ビジネスは、フロントサイド(顧客へのエンゲージメント)と、バックエンド(社内業務インフラ)に分けることができます。
  • フロントサイドにおいては、1,カスタマージャーニーのデジタルへの置き換え、2,ビジネス・エコシステムの形成、3,データ経済の形成が主な論点となります
  • バックエンドにおいては、AIやRPAを活用した業務の自動化、効率化、精度向上が論点になります

How?どのようにデジタル化を推進するか?

  • デジタル化の推進が、大企業において最も課題になっていると考えます。What?(何をするか?)はお金を出せば数ヶ月で戦略コンサルティングファームが検討してくれますが、組織のデジタルアダプトは時間と胆力のいる試行錯誤の繰り返しとなります
  • 主なアジェンダは、1,アジャイル開発の導入、2,デジタル人材の採用とリテイン、3,デジタルカルチャーの組成でしょう

 

以上が、大企業が直面する主なデジタル化のアジェンダになります。