IT/ソフトウェア業界でのビジネス職キャリア

IT/ソフトウェア業界でのビジネス職キャリアを考える材料を発信していこうと思います。

なぜ、他人に萎縮してしまうのか?(特に、上位レイヤーに対して)

「なぜ、他人に萎縮してしまうのか?」

最近、できるだけたくさんの初対面のビジネスパーソンに会おうと機会を作っています。

その中で自分が

  • 気軽に話せて、さらに、相手も自分に価値を感じてくれているような人
  • かなり自己表現がしづらく、なおかつ、相手も自分に興味がなさそうである人

がいると感じており、後者に関してはどうしたものかと、思っておりました。

なぜなら、そのように、自己表現がしづらく、話しが盛り上がらないのは、自分の所属する階層よりレイヤー(役職や年収)が上だからです。

このような、現在の自分より上のレイヤーに価値を感じてもらえることは、自分自身のステージを上げるために必要です。

この現象は、どう理解すれば良いのか?

どうすれば、どのような人に対しても堂々と魅力的に自己主張できるようになるのか?

は、ずっと考えていることでした。

 

自分の土俵に引きずり込むこと

まず、「なぜ、相手は自分の話しに価値を感じないのか?」という点ですが、

これは「自分の土俵に相手を引きずり込まないから」だと考えます。

 

人には何かしらの経験の蓄積、見てきた世界があり、必ず見えていない部分があります。それは、どんなに優秀な人でも、そうです。

従って、上位レイヤーの人に対して、「この人にとって、自分の考えや経験は取るに足らないものだろう」と思ってはいけないのです。

どのような状況においても、価値は作り出せるはずです。

自分のコンテンツを磨き、その土俵に引きずり込むのです。

相手に熱く働きかけるのです。

 

 

どうすれば良くなるか?

では、ここでどうすれば「相手に与える価値を最大化できるのでしょうか?」

  1. 引っぱり力を上げる
  2. テリトリーを広げる
  3. コンテンツ(テリトリー内)の密度を上げる

 

1、引っぱり力を上げる

相手の話しの糸口、自分の考えを聞かれた瞬間に自分のテリトリーに引きずり込みます。その練習をするのです。

相手をテリトリーに引き込むのは、相手に価値を提供するためです。

相手の為に、熱く働きかえるのです。

 

2、テリトリーを広げる

どのような話題でも自分なりの切り口で、深く語れるようになるべきです。

それは、日頃から様々なものに興味を持つこと、深く考える時間を取ることが必要です。深く考えるためには、コンセプトを図示する、要点を3つにまとめる、一言で本質を表すことが重要です。

また、これらは忘れてしまうこともあります。すぐに思い出せるように自分の思考を記録し、定期的に見直すことが必要でしょう。

 

3、コンテンツ(テリトリー内)の密度を上げる

同じ話題に関してもより深く意見が言えるようになると相手に与える価値も、自身の印象も大きく上がります。

このコンテンツの密度を上げるためには、そのジャンルにおいてレベルの高い人とディスカッションする、ということが重要でしょう。

 

まず、第一歩は

  • 自分の武器(テリトリー)はどこなのか?
  • その武器の密度を上げる

ことでしょう。