最短でショートカットを身につける2ステップ
「ショートカットを使いこなすと、仕事の効率が上がる」と良く言われます。
しかしながら、日々の業務に追われて、ショートカットを身につけるのを怠っている人も多いと思います。
事業会社にいる頃の私もそうでした。
しかし、コンサルティングファームで働くようになり、意識が変わりました。
今は徹底的に身につけるようにしています。
必要性
人は必要性を感じないとなかなか行動を起こさないものです。
事業会社に居た頃は業務に余裕があり、ショートカットの必要性をあまり感じていませんでした。
しかし、短時間で大量の情報処理、ドキュメンテーションを行う、戦略コンサルティングの仕事をする様になって意識が変わりました。
実際、ショートカットを使いこなし、マウスを使わなくて良くなると業務のストレスが激減します。
すいすい仕事が進んで行く感覚です。
戦略コンサルタントや投資銀行(IBD)の勤務者が仕切りにショートカットの重要性を説く理由の1つは、同じアプリケーションを使う時間が長いからです。
戦略コンサルタントは、Chrome、エクセル、パワポを使う時間が業務の大半を占めるが故に、ショートカットを覚えることによる業務時間削減効果が大きいのです。
ただし、程度の差はあれど、これらツールは事業会社でもメインで使うことになるでしょうから、ショートカットを覚える効果は誰にでもあると考えます。
ショートカットの身につけ方
ショートカットを身につける方法としては、以下のステップがおすすめです。
- どのようなショートカットがあるのか一通り理解する
- マウスを使わずに業務をこなし、ショートカットを無理やりにでも使う
1.ショートカットの理解
まずは、「どのような作業がショートカットに代替可能なのか」を理解します。
これは、後のマウスを使わずに業務する訓練で、「この作業は確かショートカットがあったな」と思い出すために実行します。
各アプリケーションのメーカーがショートカット一覧をWebページ上で公開しているので、それを参考にします。
- Chrome
- エクセル
- パワーポイント
ショートカット一覧を手に入れたら、一覧に書いてあるショートカットを実際に実行してみます。
読んだだけだと覚えづらいので、身体で覚えるのです。
2、マウスを使わずに業務してみる
各アプリケーションにどのようなショートカットがあるのかを理解した後は、実際に業務で使用して行きます。
その際、マウスを強制的に取り上げて使わないようにすると、無理矢理にでもショートカットを使うことになります。
また、1で使用した一覧を印刷して、手元に置いておくとすぐに参照できるのでおすすめです。
身につけたいショートカットに蛍光ペンでラインを引いておくと、さらに使いやすくなります。
この業務で
- ショートカットの利用機会を作り出す
- 覚えていない場合はすぐに参照して使ってみる
を繰り返すことで、ショートカットは比較的すぐに身につけることができます。
身につけ方のポイントとしては、
- 気になったショートカットを逐次、検索して探すのは時間の無駄。
手元に印刷したショートカット一覧を用意する - コツコツ身に付けようとすると、日々の忙しさにかまけて習得が進まない。
マウスを捨てて一気呵成に身につける
です。
ショートカットを身につける恩恵は業務時間短縮だけでなく、ストレス軽減の効果も大きいと思います。
いちいち、マウスに手を伸ばすのはめんどうなので。
まだ、ショートカットを身につけていない人はぜひ、身につけることをオススメします。
Chromeのショートカットを身につけるだけでも相当業務効率が変わってくると思います。