IT/ソフトウェア業界でのビジネス職キャリア

IT/ソフトウェア業界でのビジネス職キャリアを考える材料を発信していこうと思います。

松下幸之助はなぜ二股ソケットを開発することができたのか?

「考える」とはどういうことか?という点では、考え方のプロセスに興味が向く人が大きいと思う

一方で、私は最近、考えることにおいては、方法よりもどれくらいの時間、頻度で考えているか?の方が遥かに重要であると考えている

我々は普段考えているようで、考えていない。なんとなく上司や会社の事を考えて感情的になったり、スマホTwitterを眺めてすぐに忘れる情報を取り込んでいる

一方で、考えるという行為は意識的にしないと絶対にできない。なんとなく考えるくらいの状態は、「考えている」とは言いづらい

 

よく考えている人と言うもの

職場には一人や二人、モノゴトを他人の一歩や二歩深く考えている人がいるものである

こういう人は、四六時中何かを考えていて、特に皆がなんとなく過ごしている電車の中や歩いている時に何かを思考しているのだと思う

 

特に、メモやパソコンを使わずに思考すると脳内にしか情報を保存できなくなるので脳のメモリを鍛えるのに有用だと思う

 

松下幸之助はなぜ、二股ソケットを考案できたか?

(正確には、松下幸之助は二股ソケットを考案したわけではなく、改良しただけの様だ)

松下幸之助は、町で通りすがり、姉妹がアイロンを使うか、本を読む為に電灯を付けるかで口論しているところを目撃した。(当時は、各家庭には電灯用のソケットが一つしかなかったようである)

この光景を見て、幸之助氏は二股ソケットの必要性を痛感し、開発に勤しむようになった。

この光景はおそらく当時の家庭や街中では当たり前の光景ではなかったのか?

なぜ、松下幸之助だけがこのビジネスチャンスに反応できたのか?

 

私はそれは、「松下幸之助が歩きながら事業アイデアを考えていた」からだと思う

多くの人が反応できず何気無く流していた光景が、新規事業を悶々と考えていた松下幸之助にとってはとても重要な出来事に感じたのだと思う