IT/ソフトウェア業界でのビジネス職キャリア

IT/ソフトウェア業界でのビジネス職キャリアを考える材料を発信していこうと思います。

野村克也の正しい努力

プロ野球 野村克也監督の「なぜか結果を出す人の理由」を読んだ。書籍を通して、努力を通して、如何に才能以上の活躍をするかが語られている。

それは、監督として関わったヤクルト、阪神楽天の選手の話しであり、また、田舎から無名のテスト生だった自身の話しでもある。

 

人格的な成熟の必要性

本書は「なぜ、マー君は負けないのか?」で始まる。野村氏いわく、マー君の普段の野球に対する真摯な態度や検挙な姿勢が、チームメイトをしてマー君の試合での踏ん張りに繋がるそうだ。

マー君は野球選手として高い意識を持っているだけでなく、「人としてこうありたい」という高い理想を持っている。そこが並の選手で終わるか一流の選手になるかという最初の分かれ目だ

 欠点を克服する重要性

欠点には長所の良さを消してしまうものがある。そういう短所は必ず克服すべきだというのが氏の考え方。私もこの考え方に賛成で、成果を上げる際になにかの欠点がボトルネックになっていることは良くあると思う。

例えば、良い思考力を持っている人も、コミュニケーションの部分、人への伝え方が下手で損をしている様なケース。この様なケースではいくら思考力を磨いても、コミュニケーションの部分で人に伝わらないので、結局、生産生は上がらない。

「長所を伸ばすためには短所を鍛えろ」と私は考えている(現役時代、カーブが苦手で、ストレートが打つのが得意という長所が消えてしまった。あらゆる努力でカーブを克服することで、三冠王を獲得することができた)

 考えること、ノートを取ること

野村氏はプロ野球選手になったときから常にノートを持ち歩き気づいたことをメモしているそうだ。私も最近コクヨのCampusノート(正方形マス目)を持ち歩き、空き時間にチャートを書いたり考え事をしているが、本当に有用だと感じる。人は日々いろんな事を考えており、その中には有用なものもあるので適宜メモるべき。また、

メモを持ち歩くことで、スキマ時間に意味のあること(自分の将来やタスクの分析等)を考えるようなった。

プロ野球選手になった日から引退する日まで、私は常に一冊のノートを持ち歩いていた。毎日、なにかしら気がついたことや勉強したことを日記の様に書き留めていた

知らないよりは知っていた方が良いし、考えないよりは考えた方が良い

 

<最近お気に入りのコクヨノート>