デジタル・ビジネスへの圧力と課題
本日は、「デジタルトランスフォーメーション」をどのように理解すればよいか?です。わかりやすくポイントをWhy?、What?、How?でまとめたいと思います。
大企業におけるデジタルトランスフォーメーションへの圧力、取り組みアジェンダ、課題は以下でしょうか。
Why?なぜ、デジタル化が必要とされているか?
- デジタル・ディスラプターの存在。
- 異業種からの業界参入により、バリューチェーンのショートカットや顧客行動のラディカルな変化等が発生。自社のビジネスの土台が揺らぐ可能性が高める
- コンピューティングパワーの増大や、モバイル等のデバイスの普及により、ディスラプター参入を始めとする、変化のスピードが非常に早くなった
What?デジタルトランスフォーメーションとは何をすべきか?
- デジタル・ビジネスは、フロントサイド(顧客へのエンゲージメント)と、バックエンド(社内業務インフラ)に分けることができます。
- フロントサイドにおいては、1,カスタマージャーニーのデジタルへの置き換え、2,ビジネス・エコシステムの形成、3,データ経済の形成が主な論点となります
- バックエンドにおいては、AIやRPAを活用した業務の自動化、効率化、精度向上が論点になります
How?どのようにデジタル化を推進するか?
- デジタル化の推進が、大企業において最も課題になっていると考えます。What?(何をするか?)はお金を出せば数ヶ月で戦略コンサルティングファームが検討してくれますが、組織のデジタルアダプトは時間と胆力のいる試行錯誤の繰り返しとなります
- 主なアジェンダは、1,アジャイル開発の導入、2,デジタル人材の採用とリテイン、3,デジタルカルチャーの組成でしょう
以上が、大企業が直面する主なデジタル化のアジェンダになります。