英語学習2ヶ月間にやったことのまとめ
今年の7月中旬からTOEICを効果測定に据えて、英語の学習をしていました。
学習内容と結果をまとめたいと思います。
■学習の前提
・基礎から学ぶ
大学受験はしっかり勉強し、京都大学に進学しました。
しかしながら、英語の学習はそれ以降、腰を据えては行っておらず、英語の基礎に関してはほぼ忘れておりボロボロの状態でした。
そこで、「今回の英語の楽手うは基礎からしっかり固める」ことにしました。
・テスト以外でも通用する英語の学習をする
結果が分かりやすく、キャリアアップにも役立つかもしれないので、TOEICの点数を目標にしますが目的はあくまで、日常会話やビジネスで活かせる英語の習得です。
テストのテクニックによる点数アップは行わず、基礎力の向上に注力します。
■基礎を学ぶ
TOEICに向けた英語の学習方法はこちらのサイトを参考にしつつ考えました。
TOEIC 900点&英会話上達をめざす英語勉強法・参考書まとめブログ|Enjoy Life in English!
こちらのサイトには、TOEICの点数UPの試験テクニック以外にも、英語の学習方法が著者の経験を元にまとめられており役立ちました。
○リスニング
リスニングでは、まず英語の発音を徹底して学びます。
「英語の発音は気にしない。ブロークンイングリッシュで良いんだ。それで通じるんだ」という方がいます。
これは、ある意味では正しいのですが、やはり、正しい発音の方が相手に伝わりやすいはずです。
そして、英語の発音を学ぶ最大の意味は、正しい発音をできる様によって、英語の聞き取り能力が伸びるからです。
英語の構成要素である1つ1つの発音を理解することにより、クリアに英語を理解できるようになります。
英語の発音の練習には、「英語耳」を使用しました。
発音の教材としては、大変有名なものです。
この付録のCDを使って毎日30分弱、2ヶ月間発音の練習を行いました。
私が受験生の頃は、英語の学習に発音が重要だという話はあまり聞いたことがなかったのですが、最近わりかし常識の様になっているようで様々なところで主張されていました。
確かに、発音練習によって、英語がクリアに理解できる感覚がありました。
(もちろん、2ヶ月程度ではまだまだ発展途上です。)
○リーディング
・文法書
リーディングの基礎は、単語と文法です。
単語を文法に従って、並びかえることで英語が構成されるからです。
TOEICの場合、単語より文法の方がテスト内容にしめるウエイトが高いので、単語は一旦置きで文法を習得します。
受験時代はしっかり勉強した文法ですが、もはや「比較級の文章ってどうやって作るんだっけ?」レベルに劣化してしまっていました。
そこで、まずは、良い文法書を一冊読み込みます。
私は「1億人の英文法」を読み込みました。
この本は文法はネイティブの語学感覚にまで踏み込んで文法を説明してくれています。
読み物としても非常に面白く、文法を学ぶことができます。
この1冊を読むことで、文法の復習は充分だと思います。
後は、定期的に見なおしたり、学習中に文法で分からないことがあればしっかり調べる、でしょうか。
・英作文
何かを学習する時に効果的なのは、「自分が何を理解して、何を理解していないのかを確認しながら学ぶ」ことだと思います。
英作文を行なうことによって、自分が文法を理解しているのか、いないのか?
即時に取り出せる(利用できる)形で身についているのか?を確認することができます。
英作文については、瞬間英作文のテキストを用いました。
学習は1日5単元分(15~20分)の分量を行いました。
■実践学習
基礎を学ぶだけでは、言語という汎用な技能は身につかないので、実践形式の学習も行います。
また、英語の学習に継続性をもたらすためには、「英語でのインプットを楽しめるようになること」が最重要だと思います。
そうでないと、ずっと英語を「勉強」し続けることになるからです。
- 仕事で必要な知識、情報を英語を通して、取得する
- 英語でニュースを聞き、世の中で起こっていることを知る
- 英語のドラマや映画を見て、英語のコンテンツを楽しむ
これができるようになることで、英語を「勉強」する必要性がなくなり、語学力の維持が容易になるはずです。
そのためにも、この実践学習のレベルを上げることは重要です。
○リスニング
リスニングの実践学習は、「テレビドラマを見る」と「ニースを聞く」でしょうか。
家のネット環境の関係でfuluやnetflixでテレビドラマをみることが難しかったので、今回は「ニュースを聞く」を中心に学習しました。
すばらしいことに今時は、iPhoneやAndroidのアプリで簡単にネイティブのニュース番組を聞くことができます。
いろいろ探しましたがオススメは、「NHK WORLD」と「BBC News」です。
「NHK WORLD」はNHKの海外向け放送がアプリで視聴できるようになったもので、映像付きで視聴することができます。
英語の発音が綺麗で、しかも、NHKが制作した番組の英語吹き替え放送がメインなので、番組内容も面白いです。
シンプルなUIも好感度大です。
「BBC News」はイギリスの公共放送のラジオアプリで、ラジオをリアルタイムで聞くことができます。
放送内容はニュース、著名人のインタビュー、プレミアリーグの実況、クラシック音楽と幅が広いです。
ニュースでは欧州で話題となっている事柄をしることができます。
私はどちらかと言えば、「BBC News」を中心に使用していました。
理由は
だったからです。
リスニング学習の音声の速度と学習効果については、元Google日本法人の社長村上さんが述べています。
BBCをスキマ時間に聞くという、学習を1ヶ月くらい続けました。
○リーディング
英語の本をスラスラ読んでインプットできるようになることは誰しもが憧れるところだと思います。
まずは、自分が理解できて、楽しめる内容の本を探すことが大切だと思います。
私の場合は、アメリカのマーケティングコンサルタントであるジェイ・エイブラハムが書いたマーケティングの本を1日30分読む様にしていました。
(長い本なので、現在も読んでいます。)
今後ですが、
・リーディング学習の精度を上げる(上っ面の理解だけでなく、精読をスピーディーにできるようなる)
・単語も一緒に学習でるようにする
をチューニングしようと思います。
■学習の結果
さて、学習の結果ですが、この項目は9月12日に受けたTOEICの点数が通知され次第、更新します。